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加賀のお芋の鬼饅頭/令和六年四月十四日 [由無し事]

ご無沙汰です。
今年は本当に大変な事が次々と起こって、心を立て直すのも大変ですがなんとかやってます。
何の役にも立てない人間だけど、加賀野菜の五郎島金時で鬼饅頭作りましたよ。
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あんまり美味しそうに撮れなくてお恥ずかしい。
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色が黒いのはお芋の皮を剥かなかったのと、全粒粉と甜菜糖を使ったからです。
五郎島金時、甘さは控えめで肉質はしっとりほっくりで、お料理やお菓子作りに使い易いです。
勿論そのまま焼いたり蒸してもあっさりした味わいで美味しいです。
最近のお気に入りです。
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らっちゃん/令和六年一月三十日 [由無し事]

今年も両国の回向院へ、うちの猫達のお墓参りに行って来ました。
まずはご本尊の阿弥陀様にお参りして、猫達の共同墓にお参りした後、寺猫ちゃんにご挨拶しようとしたら…。
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らっちゃん、お浄土に行っちゃったんですね。
去年の今頃は境内をトコトコ歩いてる姿を見られて癒されてたのにな。
さみしいけど、十八歳まで長生きして、とても大事にお世話して貰ってたんでしょうね。
お浄土でも元気でね、らっちゃん。

新入り猫の梅吉くん、境内の鳩を狙ったりして元気に遊んでました。
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もう一匹いるはずのらっちゃんと同輩のおちぃちゃんはなかなか会えない控えめな猫ちゃんだけど、いつまでも元気に過ごしてね。
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長短/令和六年一月三日 [由無し事]

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年の干支画像は、鈴木春信「見立半托迦(みたてはんたか)」です。
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鉢から龍を出したという逸話のある十六羅漢の一人、半托迦尊者が題材です。
本年は辰年、鉢から溢れ出る昇り竜の様に、どなた様の運気も上昇間違いなしですわ〜。

今年は元日から大変な災害やら事故やら立て続けに起きて、辛い年明けとなってしまいました。
被害に遭われました方々には謹んで哀悼の意を表し、お見舞い申し上げます。
どうか早く復興なって、元通りの日常が戻ってきます様に。
出る杭は打たれるとか抜け駆け許さんとか多様性がないとか、揶揄されがちな日本人気質だけど、こういう時には役に立つのです!!
頑張ろう、日本。
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みんなゆるゆる/令和五年十二月三十日 [由無し事]

二十八日まで開催されていた丸紅ギャラリーの企画展「源氏物語 よみがえった女房装束の美」観てきました。
近現代の宮廷装束を見学する機会はちょいちょいあるけど、平安時代までの萎装束の再現なんて初めて見るから、胸も躍りますわ。
展示は画像とほぼ同じで、中の人だけがするりと抜け出た空蝉状態でした。
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思ったよりこじんまりとした装束の印象だったのは、まだ唐風装束の名残が感じ取れたからかな。
身幅と丈がどんどん広がって伸びていってこうなりましたって。
袖は身頃に全部付いてて袂がない、襲袿はみんな同寸法だから下にいくほど撓む、巻きスカートだった裳は巻けなくなって腰に乗せて置くだけになって。
こんなゆるゆるガバガバの装束でいいのかと心配になるけど、普段は座った状態だし移動は膝行だし、ちょっと押さえて引きずるようにすれば問題なかったんでしょうね。
柔かく体に添う萎装束だからできたことかも。

今回は女性の萎装束だけだったけど、いつか男性の萎装束も見てみたいです。
女性の装束の国風化はまだ解りやすいけど、男性の装束はなんでこれがこうなるの?って不思議に思うところがあっても、ちゃんと理屈が通ってたりして面白いんですよね。

これは私の個人的な印象なんですけど、日本人て着るものを何故かゆるゆるガバガバにしたがる気がするんですよね。
高温多湿対策だけでは割り切れない気がするんですよ。
洋服の時代になった現代でさえ、常にゆるゆるガバガバのデザインはあるし、たまにピチピチパツパツで布地が少ないデザインが流行っても、あんまり主流にならないというか。
体型を露わにしたがらないだけでは収まらないような、なんだか「本体」を隠したがってるように思えます。
そういえば日本人て体だけでなく、素顔とか本名なんかも隠したがりますよね。
まるで、正体を知られたら魂まで持って行かれるというような、古代の防衛本能が今も遺伝子に組み込まれてるんじゃないかという気がします。
ゆるゆる、面白いな。

さて今年はコロナ渦中控えてた展覧会に幾つか行けて嬉しかったです。
大袈裟かもしないけど、命あってこそなんて思ってしまいます。
今年も色んな方面でお世話になりました事に感謝致します。
ありがとうございました。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
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たわしマフラー/令和五年十一月二十五日 [由無し事]

汗ばむ陽気になったり、震える寒さになったり、服装の調整が大変ですね。
どちら様も体調管理にお気をつけて、ご自愛下さい。
先日電車で見かけたマスク姿のご高齢のカップル、乗り込んで席に着くなり女性の方が「ほらみんなマスクしてるじゃない、インフルエンザ怖いから。」とおっしゃって、男性の方がうなだれたご様子で、ちょっとふふってなりました。
コロナだって消えたわけではないし、インフルエンザも忘れちゃいけませんものね。

コロナ禍に入って初めての冬、外出から帰ったら帽子から耳当てから襟巻きから手袋から、なるべくすぐ洗濯して感染症予防に努めたいのだけど、マフラーは気軽に洗えるアクリル素材の物が一枚しかなかったんですよね。
だから洗い替えにもう一枚欲しくて色々探したけど、なかなか気に入った物が見つからなかったんです。
でもそこで、ふと思いついたんですよ。
「材料なら沢山ある。」って。
食器洗いに自分で編んだアクリルたわしを使ってる私、たわし用のアクリル毛糸が沢山あったんです。
その中から暖色系と白系のを集めたら、丁度モチーフつなぎのマフラーが一枚編めました。
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たわしマフラーと呼んでます。(笑)
今年の冬も活躍して貰いますよ。
くたびれたら解いてたわしに編み直して、また役立って貰います。
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リアル秋茄子は嫁に食わすな/令和五年十月二十八日 [由無し事]

ご無沙汰です。
今年の夏は暑過ぎたのか、寄る年波なのか知りませんが例年以上にバテバテでした。
来年の夏は今年よりひどくならなければいいのになぁ。
そして何より、お茄子に当たってしまって大ショックでしたわ!!
どうも食事の度に口の中が酷く荒れるし首元が蕁麻疹みたいになるし、おかしいなと思ってたら、毎日のように食べてたお茄子のせいでした。
お茄子大好きなのになぁ~。
真性のアレルギーとは違うので食べたら必ず症状が出る訳ではないらしいですけど、もう何の不安もなくお茄子を食べられないと思ったら、やはり切ないです。
久し振りの記事なのに愚痴っぽくなって恐縮です。
せめて新宿の巨大猫ちゃん見て和んで下さい。
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通行人の皆さん、猫ちゃんが出てくるとニコニコ顔になったりスマホ掲げたりするのでふふってなります。
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後ろの壁に穴が開いて…
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猫ちゃんが首を突っ込むと
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すぐ横のアルタのモニターから猫ちゃんの顔が出てきます。おお〜と喜んでる人も。
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むせる盆踊り/令和五年八月二十七日 [由無し事]

今年は盆踊りが再開された所が増えてか、週末ともなるとあちこちからトントコ太鼓やお囃子が聞こえてきて楽しいです。
浮かれていろんな盆踊り情報を検索してたら「ボトムズ盆踊り」というキーワードが出てきまして。
スコープドッグが浴衣着て踊るんかいな(笑)と思ったものの、気になって一応確認してみたら、マジでしたわ!!
いや正確には、等身大スコープドッグのモニュメントの前で主題歌「炎のさだめ」に合わせて盆踊りを繰り広げる動画が出てきたんですよ!!
しかも何これかっこいい!!見たい!!今年は九月十日にやるの?!行きたい〜!!

と、思ったものの、都合がつくか判らないのと、人出が凄くて撮影できないかもしれないと思って、一足先にスコープドッグ見に行ってきました。
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場所はJR南武線の稲城長沼駅南口を降りてすぐ目の前、いなぎペアパークです。
期間限定でレッドショルダー仕様だそうです。
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駅高架下のいなぎペアテラス。稲城市の特産品やコラボグッズ、カフェコーナーなどありました。
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このガンダムとシャア専用機の画像は見かけた事がありますが、ボトムズもあるとは知りませんでした。
というか、そもそもボトムズが今も人気あるって事を全然知りませんでしたよ!!
ロボットアニメにそんなに思い入れはないけど、ボトムズはなんか気になってよく観てた記憶があるんですよね。詳しい内容までは覚えてないけど、それでもちょっと嬉しいな。

そして個人的に稲城というと、昔お土産に頂いた特産の梨が凄く美味しかった印象があるんですけど、実は大人気商品なんですね。
ペアテラスでも販売されてるみたいでしたが、購入制限かかってるのに、午前中なのに、既に売り切れてました。
確かに美味しかったですもんねぇ、あの稲城の梨。

目線…(笑)。
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黒いレースの日傘の男/令和五年八月七日 [由無し事]

暑中、いや猛暑中お見舞い申し上げます。
暑過ぎて夏バテです。
もう私、日傘と長袖の上着を羽織らないと外を歩けませんわ。
建物や道路などから輻射熱で炙られてる感じで、気がつくと体がプルプルしてます。
じわじわ体に蓄熱しちゃってるんでしょうね、気をつけてはいるんですが。
どうぞどなた様も熱中症お気をつけ下さい。

今年の夏は男性の日傘姿がいきなり増えた気がします。
もう誰も小馬鹿にしたりしませんよね、日傘男子。
風潮も変わりました。
少し前までは女性の日傘だって、同性の女性にまで小馬鹿にされがちな(ヒドイ)風潮でしたもんね。
これからは男性用日傘の展開も増えるんでしょう。

黒いレースの日傘をさした初老の男性を見かけましたよ。
おそらく女性用だと思うんですけど、奥さんのを借りてきたのか、ご自身のものなのか、どちらにせよよく似合ってて素敵でした。
男性にも実は可愛いもの好きは少なくないみたいですもんね。
好きなの選べばいいと思います。こういうことこそ男女共用ですわよ。

おむすび権米衛の玄米むすびが美味しいです。
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塩と胡麻だけの味付けだけど、だからこそ、毎回風味が違うのが楽しいです。
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いとさんこいさん恋焦がれ/令和五年六月二十四日 [由無し事]

もう開催期間は過ぎてしまってますが、「大阪の日本画展」観てきました。
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場所は東京ステーションギャラリー。東京駅直結です。
ちょっと遠いし人多そうだしこの間府中市美術館に行ったばかりだし、どうしようか迷ったんですけどね。
北野恒富の「いとさんこいさん」と
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中村貞以の「猫」がどうしても観たくて〜。
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日本画って実際の発色や塗り込みが印刷や映像では再現しきれてない事がままあるので、油断ならんのですよね。
それにこういうのって一度機会を逃すと次が数十年後なんてのもよくあるので、行ける時に行っとかないと。

北野恒富は今は「道行」なんかの妖しい悪魔派寄りの作品の方が有名なのかもしれませんけど、私は今回の「いとさんこいさん」や、「宵宮の雨」なんかの愛し可愛い作品も好きなんですよ。
中村貞以は作風の変化の幅が広くて同じ作者かと驚かされるし、今回の「猫」を含め愛娘をモデルにした作品がどれも慈愛に満ちていて心が洗われるのです。
観に行けてよかった。次は何が観られるかな。

北野恒富「宵宮の雨」今回は展示なし。↓
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初夏のささやかなご馳走/令和五年五月十三日 [由無し事]

久し振りに、「グリーンアスパラガスの黄身ソース」作りました。
昔、漫画雑誌でレシピ漫画の連載してた時にご紹介した料理です。
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欧州辺りでは目玉焼きを乗せた料理の事を「ビスマルク風」というそうなのですが、イメージが伝わりにくいかなと思って「黄身ソース」にしました。
グリーンアスパラガスのビスマルク風は初夏の定番料理だそうです。
そして、さやえんどうで作っても美味しいと読者様が教えて下さったので作りました。
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プリプリのスナップエンドウ、美味しかったです。感謝、感謝です。
グリーンアスパラもさやえんどうも、量の割にいいお値段しますからね、ちょっとしたご馳走気分です。

ところで、地元では端午の節句の頃になると近所のスーパーの和菓子売り場なんかでも、柏餅と細長く巻き上げられた「ちまき」が沢山売られてたんですが、東京では全然売られていませんよね。都心のデパ地下にはあるようですが。
それが、今年は見つけたんですよ、近所のスーパーで。
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あら、懐しいとばかりに買ってみたんですが…
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それちまきやない、笹団子や!!
と、ついつい突っ込んでしまいましたわ。
よく見ると包装には「Newちまき」との表記が。
Newって何や?!Newって?!
どうやら笹団子をちまき風に仕立てた物のようですね。
それでも懐しいには違いないので、有難く美味しく頂きました。
ちょっと調べてみたら、今でも笹ではなくチガヤでちまきを巻く地域があるそうで、西日本の細長いちまきの由来に想像を巡らせたりして興味深かったです。
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詮無い線/令和五年四月二十二日 [由無し事]

府中市美術館「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」に行ってきました。
コロナ禍になってから展覧会には全然行っていなかったので、三年ぶりです。嬉しい。
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絵画の展示に加えて、画材や技法の紹介まであったのが嬉し楽しかったです。
絵を鑑賞するだけじゃなく、体験コーナーもあって、そこがなかなかの盛況でした。
画材とお手本付き用紙が用意されていて、私も挑戦してきましたよ。

筋目描き。
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蘆雪の雀。
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絵本水や空。
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応挙の子犬。
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応挙の子犬は瞳のうるうる感が特徴というので、意識して描いたらまるで人面犬になってしまうし、腰つきの線は妙に生々しくなるしで、ほんとに何とかならんのか、我が描線は。

さて。
富澤商店で上用粉を見つけたのでお団子作りました。砂糖醤油で食べます。
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上新粉より粒子の細かい上用粉を使うと、お店で売ってるようななめらかで柔らかいお団子が出来るのです。
やや固めで歯切れの良い上新粉のお団子は、お店では買えないお家作りならではの味。
どっちも美味しいです。
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線/令和五年三月五日 [由無し事]

私が描いた漫画の描線が何描いても妙に生々しくなってしまうのって、色々と要因はあるんでしょうけど、幼少期に松本零士先生の作品に魅入られてたのも一因じゃないかと思ってます。
(実は一時期結構悩んで、もっと無機質で汎用性のありそうな線を描きたいと色々試しては見たのですけど、無駄な抵抗でしたわ。)

ふんわりとしっとりと可愛らしいがないまぜになったような、何とも言えない艶っぽい描線が気になって、病院の待合とか、たまたま手に入った雑誌なんかで作品を見つけると、食い入るように見てました。
今思うと子供が読むにはよろしくないような内容の話が多かったと思うんですけど、子供過ぎて意味も解らなかったから、かえって素直に受け入れてましたわ。
原始時代の地球に漂流してきた異星人達が地球人を生み出そうとして類人猿と交わったり、アパートの一室で集団縊死が起きて天井が落ちたり、地球人の雌の肉は美味いと異星人にこっそり攫われた美女が大勢吊るし肉に加工されて輸送船に積み込まれて宇宙のどこかに運ばれていったり、工事現場のおっちゃんの弁当をうっかりダメにした青年が代わりの弁当買ってきても許して貰えなくて困ってたら知人の美女が裸でおっちゃんの前で体育座りして「食べなさいよ、これでいい?」で許して貰えたり、戦闘機だか爆撃機だかがねじり人間で帰還したり。まあいろいろ。

やがてその後のご活躍は言うまでもなく…。
心よりの感謝と追悼を捧げます。

以前住んでた所の近くの所沢街道沿いに置かれていた航空機エンジン。
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時々機体が入れ替わるし何だろうと思ってたんですが、こういうのを展示したりする会社の敷地らしいですね。
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春のおとづれ、春のかさね/令和五年一月九日 [由無し事]

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
松の内も過ぎてしまってお恥かしい。御容赦下さい。
そして成人の日ですね。新成人おめでとうございます。
新成人様にもどなた様にも、善きおとづれがかさねがさねありますように〜。

今年の干支画像は鈴木春重(司馬江漢)の「青楼雪」です。
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作者名と画題は私が書き入れました。吉原の雪という意味ですね。
画面の下の方に、黒いお盆に載った雪兎がいます。
真ん中の若衆がお客、左右の娘が遊女でしょうか。
左の娘の帯は平十郎結びですね。
窓の外は雪景色、その中を駆けていく駕籠かきの姿が小さく見えて、深々とした風情が身に迫って感じられます。
さすが春信…ではなくて、春重、の作品なんですね、この浮世絵。
一文字違いの紛わしい筆名とそっくりの絵柄だから、私、暫くの間春信の絵だとばかり思い込んで騙されてましたわ(笑)。

この鈴木春重という人、実は鈴木春信の弟子だった人で、春信の没後に春信そっくりの絵と名で浮世絵を描いてたんだそうな。
今でもありますもんね、亡くなった作者の代わりに元アシスタントが未完の遺作の続きを書いたりするの。
春信の代わりに春信の絵を描いてるつもりだったのかな。
後に司馬江漢という名で洋画家、学者、文筆家などで名を上げて、近年では日本のダヴィンチなんて評される事もあるんだとか。
何でも探究しないと気が済まない性分だったんでしょうか。
本当に、良い意味で春信そっくりですもの。
春信大好きだったんでしょうねえ。
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ニャンニャン財布/令和四年十二月三十一日 [由無し事]

スーパーの催事売り場でお会計してたら、すぐ近くで「ニャンニャンいるの~。」という声が聞こえてきました。
まるで幼な子をあやすかのような、優しげな中年男性の声で。
何だろうと思って声のする方を見たら、レジの後ろで何か作業をしていた男性店員が、マスク越しにも判る程の満面の笑みを浮かべて、私の方をじっと見つめていたんですよ。
まるで五十代の頃のマルチェロ・マストロヤンニを日本人にしたような、渋くて素敵なイケオジ様が。

(一体何が起こっているのだ?!)と私はパニック、レジ係のお姉様はそれ以上にパニック、同僚を二度見どころか五度見くらいして狼狽えてましたわ。
そして時空を瞬間凍結させたまま、マルチェロおじ様はさらに続けたのです。
「ニャンニャン可愛いね〜ニャンニャン〜。」

(もう駄目だ!!解らない!!)ニャンニャン爆撃の連続投下を喰らって、一瞬意識が飛びそうになった私でしたが、そこでハッと我に帰りました。
「これ?!この財布?!」
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(画像は参考です。(笑))
その時私が使っていた財布、猫の顔写真がリアルプリントされたものだったんですよね。
そう、マルチェロおじ様、私じゃなくて、私の財布を見つめていたんですねえ。
レジ係のお姉様も私の財布を見て「ああ!!」と安心され、マルチェロおじ様はなおもご機嫌でニャンニャン言いながら作業を続けられて、何事もなかったかのように時空は元に戻りました。

実はこれまでにもその財布を使っていると、時々レジやサッカー台で「あら~」と声をかけられる事があったんです。
でもそれはいつも女性で、男性に声をかけられたのは初めてだったので、かなり感動しました。
猫を見るとニャンニャン言わずにいられない衝動を隠そうともしないなんて、なんて身も心も素敵なイケオジ様なんだろうって。
来年もマルチェロおじ様が沢山ニャンニャン言える年でありますように〜。

さて、今年も何とか無事に過ごせた事、本当に有難いと思います。
いつだって何が起こるか判らない世の中ではあるけど、来年は誰もが歓喜に溢れてピョンピョン跳ね回るような年になる事を願います。
今年もお世話になり有難うごさざいました。
来年も宜しくお願いします。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。
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国産材おかきの家/令和四年十二月二十五日 [由無し事]

国産材でおかきの家を建てました。
お菓子の家ならぬ、おかきの家です。
竪穴式住居のつもり。
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国産餅米100%使用の製品に絞って建てました。
接着に使ったのは国産小豆使用の練り羊羹です。
食料自給率が上がりますように〜。
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合掌造りのつもり。
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綿菓子乗せてみました。
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お米のお菓子の家キットなんてのがあってもよさそうな気がするんですが、あるのかな。
ちょっと調べてみましたが、見つけられませんでした。
おかきの原料の餅米は膨張率が高くて成型が難しそうだけど、粳米が原料の煎餅ならできそうな気がするんですが、どうなんでしょう。
甘い家、しょっぱい家、甘辛い家、カレーの家などなど、色んな家が楽しめそう。
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幸運の四つ葉模様のトレー/令和四年十一月八日 [由無し事]

皆既月蝕と天王星蝕を観ながらピノ食べてたら、トレーの模様に四つ葉が出ました!!
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拡大。
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ハートのピノは二度出たことがあるけど、トレーの四つ葉は初めて!!
数百年に一度の天体ショーの夜にこんな幸運が巡って来てくれるなんて、弥栄〜。
幸運のお裾分けをどうぞ〜。
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とぐろ桃/令和四年九月二十三日 [由無し事]

蟠桃(ばんとう)、食べました。福島県産です。
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中国由来の平たい桃、日本じゃ生産量が少ないから市場には流通しないと聞いていたけど、最近少しずつ出回るようになってきたんですね。
いつか食べてみたいなぁと思ってたから、願いが叶って嬉しいです。
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形も大きさも丁度木村屋のあんパンと同じくらいで、そのままパクッと丸齧りできます。
皮も薄くて柔らかいから、産毛を擦り落とす感じでよく水洗いして、皮ごと。
甘くて芳しくて種離れも良くて、とても美味しかったです。
いつかは日本の古代桃も食べてみたいな。

仙女の長、西王母が天上界の蟠桃園で育てている蟠桃を食べれば不老長寿が得られるそうな。
これは地上界の蟠桃だけど、不老長寿になれるかな〜。
蟠桃の「蟠」という字には わだかまる、とぐろを巻く、 等の意味があるそうで、よく形状を表してるなぁと思いました。
偶々かもしれないけど、蛇は不死と再生の象徴でもありますものね。
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昔描いてた漫画のキャラです。
右下の桃の木霊の女の子、とぐろ巻きます。
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通じればええんやで/令和四年八月二十八日 [由無し事]

数年前に新しく出来たスーパー、入口横にお客様用のキャリーバッグ置き場があっていい感じなんですよね。
取り違え防止にワイヤー錠まで備え付けられてます。
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が、何でもカタカナにしてオシャレっぽく見せればいいってもんじゃないという見本のような事になってるのがちょっと面白いのです。
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元の表示板だと、どう見ても旅行に使うキャスター付きスーツケース置き場にしか見えない…。
恐らく何の為の設備かお客様に通じてなかったんでしょう。
後から追加で、見本写真付きで「手押し車置き場」と張り紙が、これでもかとばかりに貼りまくられてるんですもん。
ていうか、それ押すのやない、引くのや!!
何で「手押し車」で通じてるの〜(笑)。

こういう元の意味と実情が乖離してる言葉って結構あって面白いですね。
粉じゃないのに歯磨き粉、下駄履いて来ないけど下駄箱、中に筆など無いのに筆入れ、ご飯をよそうのにお茶碗、チンしないけどレンチン等々。
つまりは通じれば問題なしですね〜。
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カルトを止めるわ!/令和四年八月三日 [由無し事]

猛暑中お見舞い申し上げます。
世の中しんどい事ばかり起こるから、楽しい話題を書きたいところなんですが…。
今はむしろ、昔のうちのカルト被害の話でも書いた方がいいような気がしましてね。
烏滸がましくも、どこかのどなたかの、何かのとっかかりになるかもしれないと思って。
都合により一部脚色などあります、お含み置きを。

さて、うちも色々家庭に問題があって、入れ替わり立ち替わり様々なカルトにつけ込まれてきましたよ。
四、五団体くらいかな~。
どこの団体も、人の欲や弱みにつけ込んで勧誘するし、お金をより多く出した信者ほど御利益が上がる仕組みになってるし、そもそも信者がみんな不幸そうだし、どう考えてもおかしいのばっかりでした。
そんなのに身内や親類がすぐ入信しては騒動を起こすので、いつも尻拭いを押し付けられて私、ほとほと困り果ててました。
もうね、カルト中毒、カルト依存症。カルトの掛け持ちや梯子せずにはいられない人々。
元々いわゆる猛毒一族で、自己承認欲求を満たすためなら身内なぞ苦しめてもいい、何なら死んでもいいという化け物だらけだったんですよ。

よくある話だけど、病人に通院なんかやめて入信すれば治ると言って、更に悪化させておいて、家族には先祖の因縁だよ、あんたらも一緒に入信しないからだよなどと言って更に勧誘してくるわけです、信者は。馬鹿にしてますよね。
入信させるために、わざと弱らせてつけ込みやすくする作戦なんでしょうか。
今でいうヤングケアラーだったんですよ、私。よくそんな残酷な事が出来たもんだと思いますわ。

度々信者に家までも押しかけられましたよ。時には大勢で。
でも生憎私は奇人変人なので、ブチ切れてカルトの祭壇だか本尊だかを粗大ゴミ置き場に投げ捨てたりするもので、程なくしてパッタリ勧誘されなくなりました。
こいつはおかしい、割が悪いと判断されたのでしょうか。
それでも、何度も繰り返し身も心も時間もすり減らされたのは本当に困ったし、辛かったですよ。
今はもう絶縁できてよかったです。

乱暴な例えだけど、火事で家が燃えてる時に、「これは先祖の因縁だからうちの宗教に入信して!そうすればもっといい家に住めるし、先祖も救われるよ!!」と言われたら…。
そこで振り払って「どけ類焼するだろ!!」と消防に電話するか、現実から目を背けて入信して被害拡大させるか…。

そもそも日本人ってご先祖様大好き民族ですもんね。
正直、神仏より好きなくらいですよね。
だからそれを盾に取られたら、もうどうしても弱いですよね。
油断ならんです。

カ/ご先祖様が苦しんでるせいよ。だから入信…
は/因果応報、自業自得。
カ/ご先祖様が可哀想だとは思わないの?
は/子孫のうちらの方が可哀想やろ!
カ/まさかご先祖様のこと恨んでるの?
は/恨んどるわ!!何にも悪い事してないのに子孫を苦しめやがって!!(祭壇本尊ポイッ)
カ/そんな恐しい事してるとバチが当たって地獄に堕ちるよ!いいの!?だから入信…
は/ほんまにええ神さんならこんな事でバチ当てる筈ないわ!!
カ/・・・そうかも…
は/何にすがろうと何に許されようと、自分のした事は消えて無くならへんのや!!
カ/・・・(絶句)…
は/(帰ってった…何かおかしいとは思ってるのかな…もうやめたらええのに…)

色々辻褄おかしいけどツッコミはご容赦を~。
(記事とは関係ない画像です)
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幽霊にはなりたくない/令和四年六月十五日 [由無し事]

ずっと毎週楽しみにしていた「ミラーマン」の公式配信がついに最終回となってしまって寂しい限り。
子供の頃に大好きだった記憶だけが残っていて、肝心の話の内容を忘れてしまっていたので有難かったです。
その繋がりで当時の他の特撮番組にも興味が湧いたお陰で、幼少のトラウマ悪夢の元も少し判りましたし。
何しろその悪夢を見てしまったせいで眠るのが恐しくて、夜が来る度泣いてたくらい。
どうやらその悪夢の内容、色んな特撮やアニメの記憶の断片が混ざってたみたいなんですよね。
恐らくはゲゲゲの鬼太郎とか、怪奇大作戦とか、妖術武芸帳とか…。
鬼太郎はともかく、怪奇大作戦や妖術武芸帳は全くその存在さえ知りませんでした。
多分、あまりにも怖過ぎて記憶から抹消してたのじゃないかと思います。
それにしても怪奇大作戦も大概怖いけど、妖術武芸帳なんて、今なら深夜に黒消しだらけじゃないと放映できないでしょ!!ほんとにこんなの夜七時台にやってたの?!って、びっくりしましたわ。

思えば幼少の私は妖怪や幽霊の類があんまりにも怖くて、この恐怖から逃れるにはどうすればいいかと毎日真剣に悩んでいた時期がありました。
そして簡潔極まりない回答に至ったのです。「自分がお化けになればいいんじゃないか!!」
そしてすぐ行き詰まりました。「どうすればお化けになれる?」
死んだらいいんじゃないかとすぐ思いつきました。でも駄目です。
「死んだら幽霊になるだけやんか!!」
そう、私がなりたかったのは人間を恐怖に陥れて畏怖の対象となる妖怪の類であって、幽霊ではなかったのです。
恨みに囚われ惨めな姿を晒して、人間に忌み嫌われる哀れな幽霊の類では。
どこがどう違うのか説明しろと言われてもうまく言えないけど、とにかくその二つは違う物だという認識が既にあったお陰で、私は一命を取り留めました。
まあそんなこんなで、答えは見えているのに解決策がどうしても見つからない生殺し状態に陥った愚かな私もその後色々ありまして、結局は生きてる人間が一番怖いという現実を身にしみて思い知らされたお陰で、今や金縛りに遭っても怖がるどころか怒り散らすようになりましたとさ。
「死んどるくせに生きとる人間に喧嘩売っとんなよ帰れボケ!!」ってね。

記事と全然関係ない画像でご容赦を。BJ&ピノコちゃんのマンホール蓋です。可愛い。
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陸の孤島(失敬)、滝山団地にあります。昭和な雰囲気に溢れた商店街が素敵な所です。
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ブラックジャック。かっこいい~。
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どちらも同じ通りの近接するバス停のすぐ脇にあります。巡礼者に優しいですね。
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直す直さない直せない/令和四年五月二十八日 [由無し事]

自転車の鍵に乗っかったちっちゃい電気ポット発見。
鍵のつまみの代わりかな。
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実は私の自転車の鍵のつまみも、数年前に半分に折れてしまったので自分で直しました。
少し太めのストローの端を切って、折れたつまみの上に被せて接着剤流し込んで固めました。
でもまたそろそろぐらついてきて壊れそうなので、今度はこの楽しそうな直し方真似しようと思います。
それにしても自転車の鍵のつまみ、壊れて困ってる人は少なくないと思うのに、何故か部品では売ってないみたいですよね。虫ゴムなんかは売ってるのに、何故なんでしょう、謎です。

さて、コロナ禍と加齢が重なってウエストがキツくなるあるある現象が私にも起こりまして、どうにも苦しい昔ながらのインサイドベルト入りのスカートを直しました。
ベルト剥がしてダーツと脇の縫い代を解いて、先々の事も考えていっぱいいっぱいまで幅出ししたら、一気に10cmも広がりました。
ヒップハングスカートになりましたわ。ちょっと広がり過ぎ!!(笑)

そういえぱ実はテレビも壊れて随分経つのですが…。
別に不便も不満も出て来ないので、もうこのままテレビなくてもいいかもって雰囲気が…。
個人的には、見たい番組より見たくない番組の方が圧倒的に多い気がするし。
飛び交う生首がゲラゲラ爆笑してるめっちゃ怖いバラエティとか、小窓から常に誰かがこっち覗いてる不気味な多重発言ニュースとか、不安に陥るばかりなんですもん。
偉そうにスミマセン。ちょっと神経質過ぎるとは自分でも思うけど、どうするのかな。
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栴檀(センダン)の花です。昔は樗(おうち)と呼んだそうです。
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薄紫の花がゆらゆら揺れてとても綺麗…。ふわりといい匂いがします。
「一度は樗の梢に懸ける首…」という多襄丸の台詞を思い出しては、「一度しか懸けられへんよ!!」と変な突っ込みをしてしまう初夏の日です。
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神を送る者/令和四年五月四日 [由無し事]

大き目の水彩紙を沢山まとめて送る用があって、宅配便の事務所へ行きました。
受付の係員のお姉様に「中身は何ですかー?」と尋ねられたので、「紙です。」と答えました。
そしたら係員さん、「えっ?!」と、怪訝な表情でこちらを凝視するんです。
何かおかしなこと言ったかなぁとこちらも訝しがりながら、「紙です、紙、水彩紙。」
しかし尚も係員さんは硬直したままこちらを凝視。
こちらも焦って、さらに「絵を描くのに使う紙です、こうやって筆と絵の具で…」と、腕をぐるぐる回しながら空中に絵を描く仕草までして説明しましたよ。
すると急に「ああ紙!!紙ですね!!」と、ホッとした表情になってくれましたよ、係員さん。
こちらもホッとしました。でも何で?

無事に受付を済ませて事務所を出てしばらくして、はっと気がつきました。
私の地元の訛りは関西系で、「紙」も「神」もアクセントが同じで前に来るんですよ。
もしや「紙」じゃなくて「神」を送ろうとしてると思われてた?!
そりゃ怪しまれても無理はないわぁ~。
危いカルト信者か何かと疑われてたかも。通報されなくてよかったわ!!

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↑赤服が赤福、甘党が甘過ぎ。とか言って。
東京でも比較的手に入り易いお福餅で代用してちょっと遊んでみました。
赤福餅もお福餅も甘さにそれぞれ個性があってどちらも美味しいです。
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知らぬが神様仏様/令和四年四月十日 [由無し事]

黒目川堤の満開の桜並木越しに、漫画の神様の晩年のお家を遥拝。
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つい最近まで知らずに何年も通り過ぎてましたわ~。
実は以前住んでいたところでも、近所に少女漫画の大家が昔お住まいになってたお家があるのを知らず、何年も目の前を通り過ぎてたんですよ。
何やら洋館風のお洒落なお家があるなぁとは思ってたんですけどね。
他にも、著名人の縁の場所が結構身近にあったりするのが東京の凄いところですね。
つくづく田舎者の私はそう思います。

花も見事、団子も美味。
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もう二十年ほども前、お酒を召してご機嫌でいらっしゃる隙につけこんで、偶然その場に居合わせた幸運なその他大勢のどさくさに紛れて、A先生に描いて頂いたQちゃんをご覧下さい。
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Qちゃんが手に持ってるのは四葉のクローバーだそうです。凄く嬉しかったです。一生の宝物です。
長い間数多くの素晴らしい作品を生み出して下さったことに、只々感謝しかありません。
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「ひまわり」の国/令和四年三月五日 [由無し事]

おやつのパイナップルアメ(セイカ食品)の箱が、何か何処かで見たような…と思ったら、ウクライナ国旗の配色と偶然同じでしたわ。
本当に、今日はどうなるんだろうと気が気でない。
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虎は千里の勢いで/令和四年一月八日 [由無し事]

新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
松の内ギリギリで恐縮です。
今年の干支画像は、円山応挙の虎の絵です。
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まるでスコ猫みたいにふくふくと丸っこくて可愛らしい虎ですね。
生きてる虎を観察するのが難しかった時代、虎の皮や骨や、猫を参考にして虎の絵を描いたと言われますから、どうしても猫っぽくなっちゃうのが微笑ましいですね。

虎は日に千里を走り、巣穴の子虎を思ってまた千里を戻ると言われ、勢いの強さと生命力と愛情深さに溢れた獣とされる事から、それにあやかり新婚夫婦や新生児に虎の置物や玩具を贈る風習が生まれたそうな。
だからきっと、今年は虎力で世間の色んな困難も木っ端微塵に吹っ飛ばされますわ!!

そういえば私は新年早々ライオンの夢を見てしまって、寅年なのになんでライオンなんじゃと自己突っ込みしたのはまあ置いといて、かなり危険な夢だったのですよ。
掃き出し窓に鼻先突っ込んで部屋の中に入って来ようとする巨大な雄ライオンを何とか追い出そうとする夢。
…勝ったわ!!
デコパンチと鼻ピンで!!ライオン撃退!!猫か!!(笑)
もし現実だったら到底助からない事態ですから、これはきっと、もしも命も危ういような苦難に遭ったとしても乗り越えられるよって、夢のお告げと思います。
新年早々縁起が良いわ〜。
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神殿から御出勤/令和三年十二月三十日 [由無し事]

いよいよ明後日は歳が明けます。
この一年何とか無事に過ごせた事に感謝致します。
神様仏様御先祖様皆々様、生かして頂いて有難うございます。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
皆皆様方の弥栄とご健勝をお祈り申し上げます。
なお分散参拝で初詣はもう済ませましたよ。

個人的に今年一番印象に残った世間の出来事はエミュー大脱走でした。(笑)
そしてなかなかしつこい感染症問題もまだしばらくは続きそうだけど、どうか来年こそは収束に向かいますように〜。
明るい年明けを願って、昔々に撮った画像ですが貼らせて頂きますね。
伊勢神宮内宮の宇治橋前の大鳥居からの日の出です。丁度今頃の時期に見られるんですよね。
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あられ茶漬けとあられ部屋/令和三年十一月七日 [由無し事]

ご無沙汰です。
異常気象に体がついていけず、ちょっとばててましたが生きてます。
十月の半ばまで半袖着てたのなんて初めての経験ですわ。
どうかコロナ禍も地球温暖化も収束してくれますように〜。

さて話変わって。
なんでこんな所に地元のババ菓子(失敬)が…と、またもや目が点になりました。
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懐しくてつい買ってしまいましたわ。
これは市販品ですが、私が子供の頃は各家庭でもお餅から作ってましたよ、あられ。
お正月についたお餅を細かく切って、部屋に敷いたござや新聞紙に並べて干すのです。
野外に干すと鳥に喰われたり鈴鹿おろしに飛ばされますからね。
沢山食べる家では一部屋丸々あられで埋め尽くされて、あられ部屋が出来ます。
ある程度乾燥出来たら、あられ煎り器で素煎りにして、そのまま食べたり、丼に盛ってお茶を注いであられ茶漬けにしたりするのです。
私はあられはあられとして食べたい派なのでお茶漬けにはしませんでしたが、せっかくなのでこの際あられ茶漬けを再現して、昔の思い出を懐しんでみようかなと思います。
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幸せの吊革を掴め!!/令和三年九月十六日 [由無し事]

所用で西武線に乗ったら、一つだけ妙な形の吊革を発見。
交換用の備品が足りなかったのかな…と思いながらよくよく眺めてみたら、
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幸せのハートの吊革ではないですかー!!
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何たる幸運、何たる巡り合わせ!!
たまたまこの時間の、たまたまこの車両に乗り合わせなければ見られなかったんですもの。
取り急ぎ幸運のお裾分けです。幸せのつかみ取りぃ〜。

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朝焼けの光の中に立つ影は/令和三年八月二十二日 [由無し事]

今ウルトラマンの公式チャンネルで、期間限定で「ミラーマン」が公開されてるので喜んで観てます。
子供の頃大好きでよく観てた記憶はあるんですけど、内容は殆ど覚えてないので感動の二重取りです。
「ミラーマン」って闇のシーンが多くて、しかもそれが不思議に綺麗だったのも印象的でしたっけ。

もうね、凄いです。
当然CGなんてない時代だから、本当に爆発するし、炎上するし、ぶら下がるし、飛び降りるし、滑落するしで、撮影は文字通りの命懸け。
一家に一台きりのテレビをみんなで見てた時代のせいもあるのかな、脚本も演出も、子供番組なのに渋いわ深いわ理不尽だわで、こんな贅沢な作品を見せて貰ってたんだなぁって、感動してますわ。
それに時々、撮影当時の世相や流行が垣間見えて、懐しくてふふってなるのも楽しいです。
みんなトックリセーター(今のタートルネック)着てるとか、グレープフルーツがオシャレな果物だったんだろうけど切り方がゆべしみたいで食べにくそうとか、交通戦争が激し過ぎてインベーダーまで轢き逃げされるとか。

それから、今回の事がきっかけで、他の昔のウルトラシリーズについてもちょっと調べてみたら、数十年間の記憶違いが判明したんですよ!!びっくりです。
子供の頃観た白黒作品で、街の人々が蛾の大群に襲われるシーンが凄く怖くてそこだけ強烈に記憶に残ってる作品があって、「ウルトラQ」だとばかり思ってたんですけど勘違いだったらしいです。そんなシーンはないし。
多分その作品、「怪奇大作戦」の第二話「人喰い蛾」だったようなのですよ。
「怪奇大作戦」はカラー作品ですけど、多分当時うちのテレビがまだ白黒テレビだったんだと思います。
それでずっと勘違いしてたんですね、きっと。

だけど、「怪奇大作戦」は観ていた記憶は全くないのに、多分カラーテレビでも観ていたんじゃないかと思うんですよね。
というのも、子供の頃見た物凄く怖い悪夢に、「怪奇大作戦」の科学分析シーンにそっくりな場面がフルカラーで出てきましたから。
あんまり怖すぎて眠るのが怖くなったほどの悪夢だったから、「怪奇大作戦」も怖すぎて、観た記憶を封印してしまってたのかもしれません。

はい、実は「怪奇大作戦」も視聴してみたんですよ。
めっちゃ怖かったですよ、いい歳になった今観ても。
それにしても、この作品に限らず昔の番組って、今じゃ絶対無理だろう演出や台詞がバンバン出てきてギョッとするけど、時代が時代だったせいもあるんでしょうかねぇ。
高度成長期ったって、戦後二十年ほどしか経ってないんですから。
大人の殆どは戦中戦後の混乱期の生き残りだし、中高年のおっちゃん達(失敬)は実戦経験者だらけだし。
良くも悪くも命の実感が軽過ぎる。そんな気がします。

さて、これは朝焼けではなく夕暮れの小平市のガスミュージアムです。
記事とはあんまり関係ない画像で済みません。
確か一昨年くらいに撮った画像です。ガス燈が綺麗でした…。
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昼間はこんな感じです。こぢんまりとした博物館だけど、
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ガス燈の実演解説があったり、
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明治前後からのガス器具の変遷の展示があったり、貴重な錦絵が沢山あったりと、興味深いものが色々あって観ていて飽きないです。
今は緊急事態宣言下で休館中だけど、コロナ禍が終息したらまた行きたいです。
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山帰来餅発見/令和三年七月十八日 [由無し事]

スーパーの特集売場みたいな所で、山帰来餅なる物を発見致しました。
山帰来(サンキライ)ってサルトリイバラの事だから、これっていばら餅の一種と思っていいのかな。
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埼玉県川越市の製菓会社の製品ですね。
東京にも作ってる和菓子屋が数軒あるとの情報を得ているので、意外と関東でもあるのかも。
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上新粉で出来たお餅を塩漬けの葉っぱに乗せた作り方のようで、自分の知ってる作り方とは違うけど、それでも嬉しいです〜。久し振りにいばら餅食べられたんですもの。
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因みに私の知ってる作り方は、小麦粉生地で丸めたお餅を生の葉っぱ二枚で挟んで、蒸し器で蒸し上げるのですよ。こういうのって、バナナやなんかの葉っぱで食べ物を包んで蒸し焼きにする料理と同じ系譜なのかなぁと勝手に思ってます。

ところでこんな菓子パンも売られてました。ういろうパン。
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何この愛知県みたいな菓子パンは(笑)と思ったら、ほんとに愛知県のパンでした。(失敬)
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ほんとにういろう入ってるぅ〜。
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