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ニャンニャン財布/令和四年十二月三十一日 [由無し事]

スーパーの催事売り場でお会計してたら、すぐ近くで「ニャンニャンいるの~。」という声が聞こえてきました。
まるで幼な子をあやすかのような、優しげな中年男性の声で。
何だろうと思って声のする方を見たら、レジの後ろで何か作業をしていた男性店員が、マスク越しにも判る程の満面の笑みを浮かべて、私の方をじっと見つめていたんですよ。
まるで五十代の頃のマルチェロ・マストロヤンニを日本人にしたような、渋くて素敵なイケオジ様が。

(一体何が起こっているのだ?!)と私はパニック、レジ係のお姉様はそれ以上にパニック、同僚を二度見どころか五度見くらいして狼狽えてましたわ。
そして時空を瞬間凍結させたまま、マルチェロおじ様はさらに続けたのです。
「ニャンニャン可愛いね〜ニャンニャン〜。」

(もう駄目だ!!解らない!!)ニャンニャン爆撃の連続投下を喰らって、一瞬意識が飛びそうになった私でしたが、そこでハッと我に帰りました。
「これ?!この財布?!」
nns.jpg
(画像は参考です。(笑))
その時私が使っていた財布、猫の顔写真がリアルプリントされたものだったんですよね。
そう、マルチェロおじ様、私じゃなくて、私の財布を見つめていたんですねえ。
レジ係のお姉様も私の財布を見て「ああ!!」と安心され、マルチェロおじ様はなおもご機嫌でニャンニャン言いながら作業を続けられて、何事もなかったかのように時空は元に戻りました。

実はこれまでにもその財布を使っていると、時々レジやサッカー台で「あら~」と声をかけられる事があったんです。
でもそれはいつも女性で、男性に声をかけられたのは初めてだったので、かなり感動しました。
猫を見るとニャンニャン言わずにいられない衝動を隠そうともしないなんて、なんて身も心も素敵なイケオジ様なんだろうって。
来年もマルチェロおじ様が沢山ニャンニャン言える年でありますように〜。

さて、今年も何とか無事に過ごせた事、本当に有難いと思います。
いつだって何が起こるか判らない世の中ではあるけど、来年は誰もが歓喜に溢れてピョンピョン跳ね回るような年になる事を願います。
今年もお世話になり有難うごさざいました。
来年も宜しくお願いします。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。
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国産材おかきの家/令和四年十二月二十五日 [由無し事]

国産材でおかきの家を建てました。
お菓子の家ならぬ、おかきの家です。
竪穴式住居のつもり。
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国産餅米100%使用の製品に絞って建てました。
接着に使ったのは国産小豆使用の練り羊羹です。
食料自給率が上がりますように〜。
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合掌造りのつもり。
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綿菓子乗せてみました。
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お米のお菓子の家キットなんてのがあってもよさそうな気がするんですが、あるのかな。
ちょっと調べてみましたが、見つけられませんでした。
おかきの原料の餅米は膨張率が高くて成型が難しそうだけど、粳米が原料の煎餅ならできそうな気がするんですが、どうなんでしょう。
甘い家、しょっぱい家、甘辛い家、カレーの家などなど、色んな家が楽しめそう。
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